色々反省点が沢山浮かび上がって来たので半加算器を作り直しています。最初は部品を少し変えるだけと思っていたんだけど、結局あちらを直せばこちらがたたずで、ほとんど一から作り直しになっています。間に合うのかな。。。間に合わなかったら旧バージョンを日本に持って帰ります。
今回この Scratch awl というのを買ってみました。本来はケガキに使う物だけど、センターポンチとして使います。ドリル穴を開けたい中心点に傷を付けて、ビットを安定しやすくするのです。普通はつるつるしてる鉄とかに使う物ですが、私のドリルテクの無さをカバーするために木で使ってみます。
ぎゅぎゅっと押し付けて、痕を付けます。
わりといい感じ。
あと、今回糸ノコを下から引く感じにして使ってみました。今まで上から押さえる感じで使っていたのですが、色々調べると糸ノコというのは引く方向で使う物らしいです。構造的にも確かに納得いくのですが、一旦押す方法で慣れてしまったので大変やりにくいです。
新しい部品と古い部品を並べてみた所。左が新しい部品です。重りのナットをそれらしく配置したのと、ギアの形を円形から左右対称形へ変えました。
というのも、この作品は簡単にバラバラになるけど簡単に直せるという風に作ってあるのですが、どうもギアが円形だとお客さんがはめ方を迷うという事が分かりました。一つは工作精度の問題で上手く動かない角度のはめ方があるという点と、ラック部分の三つの谷間とピニオンの組み合わせを間違えるという点です。
新しいピニオンは点対称では無く左右三枚ずつの刃があるだけなので、ラックの三つの谷間との組み合わせは限られているので、わりと迷いが減るのではと期待しています。