言語ゲーム

とあるエンジニアが嘘ばかり書く日記

Twitter: @propella

大晦日にライフハックで精神世界な抱負を考える。

今年は論文も無いし暇なはずなんだけど、全般的にやる気が無くて年賀状も書いていない。この所部屋が寒くて体調を崩してしまい悪寒までする。と言うわけであまりすぐれない年末ではあるが、一応反省する。と言ってる間に年が明けてしまったのでやっぱりやめて反省しないまま抱負モード。

成功本ってあるでしょ。あれ僕めっちゃ嫌いなんだけど、その割りに良く読んでいる。ついつい引き込まれて読んでしまうのだけど、後でなんとなく無駄な時間を過ごしてしまったような微妙な自己嫌悪感が嫌いなんです。読んでしまった時点ですでに負けじゃないかと。一方でああいう成功本一度書いてみたいなあと思うのです。

実はオカルトや精神世界系ももめっちゃ嫌いで好きなんですよ。中学生くらいの時かな。自分の宗教みたいなやつを考えて、ノートにマークとか、色んな教義や理屈を考えるわけです。ちゃんとコインの裏表を当てる修行をしたり、世の中には絶対秘密の呪文があるはずだから、あいうえお順に順列組み合わせで、「ああ」「あい」「あう」「あえ」という感じで全ての音の組み合わせを口に出して、呪文が発動しないか試したり。あほですが、順列組み合わせを使うところが妙に理屈にかなってる(余談ですが、中世にこれだけの事をするための機械を作ったお坊さんが居たそうです)。

成功本も似た雰囲気を感じるわけです。何か、正攻法じゃなくて近道を探そうとする所が。真面目に分析すると、世の中で自分にコントロール出来ない物が大きくのしかかる時、成功本や精神世界が魅力的に映る。ちゃんと自分をコントロール出来ている気分の時には糞だと思ってるそういう事が、駄目な時には必要な物に見える。面白いねえ。

白状しますよ。なんかこう、駄目な気分なんですよ。今。なんでか知らないけど。こうなったら成功本やるしかない。しかもオリジナルな成功の仕方を考える。毎朝水道に挨拶したらイオンの出る結晶が水道管に出来て部屋の空気が良くなるとか、ティッシュにマンダラの形に願い事を書いて西の方角の壁に赤いテープで貼ると、ティッシュが自然に破れる時に願い事が適うとか。むー。調子悪いから低レベルの事しか思い浮かばんな。まあ、とりあえず今日はこんな所にしとくか。