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とあるエンジニアが嘘ばかり書く日記

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読書

「お」「と」「う」「さ」「ん」「の」「か」「お」

双子の次女が絵本を読んでる!

長女が割と早く字を読めるようになったからか、次女は文字に苦手意識があったようなのだが、いつの間にか声を出して本を読んでいた。僕もなんとなく初めて絵本を読めた時の事を覚えている。それまでは一つ一つの文字と音でしか無かったものが、初めてひと繋がりの文章として読めた時に、目の前の霧が晴れて新しい世界が広がったような気がした。今まさに双子がその時を迎える事が出来てめでたい。

成長といえば、双子はお風呂で自分で頭を洗いたがるようになった。なんでー?と聞くと、よっぽど僕の洗い方が下手らしいからという事だが、見てると頭を撫でるだけで全然洗えてないので強制的に「仕上げ」をする。体も自分で洗おうとするが、動きだけはいっちょ前に見える。このペースで自分で洗えるようになったらお風呂が楽になるな。

また、最近五歳になったこともあり、Scratch JR をやらせてみた。ただ家には iPad が一枚しか無いので双子が喧嘩して大変な事になる。僕が真ん中に座って注意深く順番こに使わせるようにしないとやばい事になるので非常に面倒くさい。もう一枚買ってやっても良いのだが、今のこの喧嘩しながらコラボレーションというのも悪くない気もしてるのでしばらく様子を見る。

Scratch JR で何をやってるかというと、とりあえずネコとか動物をお絵かきして、録音機能で動物の鳴き真似をして、動物をタッチすると鳴き真似が鳴るというのを延々と作っている。一度タッチすると音が鳴る仕組みの作り方を教えるといろんな絵と声で何十匹も作り続ける。たまに矢印タイルで画面上を動かしたりジャンプをしたりもする。ただパラメータ編集を教えるとどうしても大きな数を入れたがって、ジャンプ 999 とかになってしまい却って単調な動きになるので、どこまで親が介入するか難しい。

あと、個々のキャラクターを分けて描くというのがわからないので、どうしても一枚の絵に何匹も書いたり風景まで入れてしまい、巨大なキャラクターになって身動きが取れなくなる。お、これって昔 Squeak EToys をやってた時にありがちな問題だったじゃないかと思ってめちゃくちゃ懐かしくなってしまった。EToys と違って Scratch JR はベクター画像らしく、割と綺麗な線が出るのだが、塗りつぶし機能がベクターオブジェクトに適用されてしまいちょっと幼児には難しい。そういやベクター画像を塗りつぶす問題も Squeak でやったなー。昔 Andreas Raab の Flash Player を元にしたベクター画像エディタを作って、ちゃんとベクターで適当に書いた線でも塗りつぶせるようにしたのだが、陽の目を見ることが無かった。

最近週末ごとに天気が悪いので、雨でも遊べるネタが増えて嬉しい。ただ、うちの子たちはどうも運動が苦手っぽいので、何とか外で遊んでやりたい。雨は嫌だな。