言語ゲーム

とあるエンジニアが嘘ばかり書く日記

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例題の分析

Flash や 3dsmax といったツールには、良く出来たチュートリアルが付属している。僕はぶっつけ本番が好きなのであまりそういうのを読まないほうだが、あとでチュートリアルをやってみて、こんな便利な知識が知らないままになっていたのかと後悔する事も多い。チュートリアルの良い所は、あるレベルの作業に必要な操作を網羅的に体験できるよう例題が組み立てられている事だ。

商用ソフトにあるこのようなこのような網羅的なチュートリアルSqueak にもあれば、こないだみたいな大人数のワークショップはすごい楽になる。とはいえ、一から作るのもバカらしい。Squeak には、探しにくいけど例題が既に沢山あちこち転がっている。必要なのは、こういった例題を目的別にカタログ化して行く事では無いだろうか。こんな感じで考えている。

  • 例題の定義: Squeak etoys 作品の例題とその作り方の解説があって作品制作の目的が明確である物。
  • 必要な項目:
    • タイトル
    • 簡単な内容紹介
    • 一般目的: その例題によって獲得される一般的な知識
    • 技術目的: 獲得される知識のうち etoys 技術特有の物
    • プログラム目的: 獲得される知識のうちプログラミング特有の物(etoys が、特にプログラミングの入門と捉えられる事が多いので別にしたほうが良い)

例:

  • タイトル: 車の運転
  • 内容: 車を描く。車をハンドル操作。車をコースに沿って走らせる。
  • 一般目的:
    • 正負の角度の概念
  • 技術目的:
    • 二つのオブジェクトの連携
    • 回るタイルの使い方
    • テストタイル
    • color:sees: タイル
  • プログラム目的
    • オブジェクト間通信
    • 条件文

なんかこういうの既にだれかやってるような気がするな。まあいいか。