言語ゲーム

とあるエンジニアが嘘ばかり書く日記

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ロサンゼルスの小劇場はテスラコイルで今夜もビリビリ

http://reinventingtesla.com/

キムさんに誘ってもらって、うちの近所の小劇場まで芝居を観に行った。芝居なんか観るのはマツケンサンバ以来だ。ずっと芝居には興味があったのだが、知らないしきたりとかあったら怖いので(靴を脱ぐとか)一人で行けなかったので誘ってもらって良かった。

演目はニコラ・テスラに関する物で、死の直前耄碌したテスラが自分の生涯を反芻するという構成の一人芝居だった。ほとんど陰気くさいシーンばっかりで、どうにも盛り上がりに欠けるのだが、最小限に押さえた舞台装置や助手の人が舞台袖でかき鳴らす効果音などの演出は大変素晴らしかった。

途中本物のテスラコイルが出て来てビリビリやるシーンもあった。劇の始まる前に案内の人がペースメーカーとか付けてる人はいませんか?と聞いて回っていたのが怖かった。折角地味に押さえた舞台でちょっと浮いてる感じもしたが、ニコラ・テスラというとテスラコイルを出さざるを得なかったのだろう。初めて見たのですごく面白かった。

客層は結構お年寄りの人が多かった。日本でこの手の小さな舞台に行くと大抵客はオリーブ系(?)の人か仕事してなさそうな男性ばっかりなので、普通のおじいさんおばあさんが舞台を見に来るなんて新鮮だった。