言語ゲーム

とあるエンジニアが嘘ばかり書く日記

Twitter: @propella

高槻でもスタバ

最近良く実家の有る高槻に行く。といっても実家には寄らず、単に駅前をぶらぶらして帰るだけ。と言うのも、大阪市のごちゃごちゃした環境がずいぶんとストレスになっている事に気づいたから。特に山が見えないのが良くない。昔中川先生に、バリ人はある特別な山の位置が分からないと方向感覚が狂ってパニックになると聞いて、あのときはそんな馬鹿なと思ったのだが、やっぱり視界のどこかに山がある場所でずっと育ってきたから、東西南北どこ見ても薄汚れた空しか見えない場所ではひどく心を不安にさせる、そんなバリ人の気持ちがよく分かる。

というわけでスタバに座っている。何でも日本の物が好きだがスタバに関してはイマイチだ。高いし。どうでも良い謎。「本日のコーヒー」って本当に毎日味が違うのだろうか?違うとしたら俺が感じる「スタバの味」って一体何だ。

たまには時事問題。自殺について考える。今まで自殺を考えた事は一回だけあって、高二の時だ。今から思い出しても直接的にどれか一つ原因があるわけじゃないけど、何もかもうまく行かなかったな。「ヒミズ」っていう漫画があって、気分的にはああいう、何もかもぶっ壊して自分も死ぬみないな。でも別に両親が悪いわけでもなし。悪いのは自分だけだというのがもっとも悪い。実家に帰れば当時の心境が大学ノート一杯に怨念のこもった字で書いてあると思うけど、さすがに十年くらい見てないな。キモイし。親に一言文句を言うとすると、我慢する事ばかり教えて美味い逃げ方を授けてくれなかった事だ。きっと両親の若い頃は我慢出来るくらい世の中は楽に生きられたのだろう。なにはもあれ、うまい逃げ方こそ義務教育で教えないと。

それからは大学からも逃げたし会社からも逃げたし、俺の人生退却戦だけど、今思えばあそこで我慢しなくてほんと良かった。今でも一万二千円の四畳半で政府が悪い!とか言ってたら最悪だな。我慢が必要な時点で周りの環境が間違ってるって、それでもなかなか気づかないのが難しい所。それにしても、日本の大学生はあまり勉強しないそうだが、今から思い出すと俺の母校はほんと勉強する大学だったと思う。自分でもそうだったと思うし、後輩見てても頑張り屋さんが多かった。その割りに卒業生がぱっとしないという事は、やっぱり勉強ってあまり社会で関係ないんだな。どうでも良い謎。