言語ゲーム

とあるエンジニアが嘘ばかり書く日記

Twitter: @propella

日本に帰国後の記録その2

まとめ

一番大事な事は、海外からの帰国後住民登録に必要になる戸籍謄本と附票をすぐに取り寄せる事。また、印鑑登録用の印鑑を用意しておく事(どうせ海外で使わないからと実家に置きっぱなしにしない)。

海外から帰国してアパートを探して落ち着くまで最低三週間くらいかかる(出国前と同じ市に帰る場合もう少しまし)。二日でアパートを決めてしまう私でさえこうなんだから悩む人はもっと必要。帰国者の住民登録にはパスポート、印鑑、戸籍謄本と附票が必要。

12月25日

アパートの契約に印鑑が必要なので印鑑を注文する。昔使ってた印鑑は大阪の実家に置いてあるのだけど、その為だけに大阪に行くのはバカバカしい。無用なハンコが増えるのは嫌だが、新幹線より安いので買ってしまう事にした。

夜は阿部さん、横川さんと広島風お好み焼きを食べてから新宿ライオンのイギリス風パブに行く。色々な携帯の使い方を教えてもらう。

12月26日

昼間江渡さんとビーフンを食べてから皇居などを見学した後、ヨドバシで家電をリサーチ。LA では、洗濯機や冷蔵庫などは買う必要無かったので簡単だった。都会のアパートに住む年数なんか家電の耐用年数より短いだろうに、どうしてみんな自分で買ってるのか意味不明だ。日本の家電はそんなに壊れやすいのかな?家電には全く興味が持てないので妹に相談するが、バカ高い物ばかり勧められる。そうこうしている間に不動産屋さんからアパートの審査に通ったと連絡がある。これでようやく年賀状が書ける。

12月27日

まだ入居は先なんだけど、今のうちに住民登録を済まそうと役所に行く。アパートの契約のほか、入社手続きにも住民票が要るのだ。アパートの契約に契約後の住民票というのも妙な話だが、帰国した人の場合そうしているらしい。まあ、管理会社からすれば形式さえちゃんとしてれば良いのだろう。

ここで何と、海外から転入の場合、住民登録には戸籍謄本と附票が必要だと判明する。間が悪い事に今は年末で、今から戸籍を取寄せると今年中に間に合わない。戸籍謄本は出国直前に住んでいた自治体と違う所で転入する際にのみ必要という事だ。年が明けてすぐ住民票が必要なのにこれはまずい。あと、厳密には戸籍謄本の取り寄せには住所を確認する物が必要で、帰国者に住所は無いはずなのでデッドロック状態だ。が、今は深く考えない。

住民票をすぐ取るには、住んでいた市に戻って転入届をするという手も考えたが、そうすると今度は再度転出届をしないといけないし、住んでいない市に転入届をするのもインチキなので、結局これはどうしようも無い話なのだろう。しかし何となくゴネれば何とかなりそうな雰囲気を感じたので、明日もう一度チャレンジしてみる事にする。そうこうしているうちに計算が出来たので契約に来て欲しいというメールが入る。

日本人が日本に帰るだけなので渡米する時より簡単だろうと思っていたのだが、色々な事の面倒さにちょっぴり失望している。渡米した時は数日で生活基盤が整って、次の日からバリバリ仕事をする事が出来た。今回も一週間位で面倒な事を終わらせて仕事始めまで遊んで暮らそうと思っていたが、微妙に手続きが残って何も生産的な事が出来ない。という愚痴でした。