言語ゲーム

とあるエンジニアが嘘ばかり書く日記

Twitter: @propella

日本に帰国後の記録

最近典型的な時差ボケで夜起きられないが、頑張って書く。

12月20日

5時頃成田に到着。成田エクスプレスにて新宿に向かう。成田エクスプレスは大変快適。特に荷物置場に鍵がかけられるのが日本的で素晴らしい。一時間と少しで目的地に着く。

今回の宿は京王プレッソイン新宿。新宿南口から歩いて10分ほど。途中ヤマダ電気iPhone を販売している事に気づく。アパート探しに iPhone は必須だと思っていたので、ホテルにチェックインして荷物を置いたその足ですぐにヤマダ電気に引き返し iPhone SB 32G を契約。8 時頃申し込んで一時間程で手続きが終わる。

12月21日

朝はネットで得た情報を元に新宿のUR賃貸に向かう。広くで安い物件を紹介してくれるが、横浜の方まで行かないと無いという事が分かった。やはり地道に地元の不動産屋を回ることにした。

午後に会社近くの日本リアルター株式会社に伺う。入り口が狭くて入りづらい雰囲気だったが、なんとなくフラフラ入る。ここの社長さんはとても親身になって話を聞いて下さって安心する。もう夕方になっていたので内覧は次の日に回す。夜は漫画喫茶で『進撃の巨人』を鑑賞。

12月22日

渋谷近辺の物件を周る。渋谷は人で溢れかえる大繁華街だが、そこからラブホテル街を抜けて一駅離れた神泉町周辺は少しひなびた感じの静かな住宅地になっていて、賃貸マンションも多い。このあたりで 6 件ほど内覧する。紹介してもらった物件の多くは比較的綺麗なマンションで風呂に乾燥機が付いていたりウォシュレットがあるお洒落な物だったが、一件だけ昭和からタイムスリップしてきたかのような和室つきのレトロな物件が気になる。屋内に巨大ボイラーがあったり、床からガス栓(鍋用?)が出ていたり、いかにも高度成長期の若夫婦たちの歴史が刻まれているような物件だった。

夕方から同級生で漫画家の松田望氏の自慢話や愚痴などを伺う。

12月23日

この時点でレトロ物件にかなり心惹かれていたが、念のため中目黒で降りて別の不動産店に相談。駅近くを流れる川沿いなど、確かに良さげな雰囲気。ただたまたま担当をして頂いた担当の女性が絵に描いたようなドジっ娘で、道は間違えるは駐車は下手だわ物件はイマイチだわで印象が良くなかった。

それから神泉町の夜の雰囲気を確認するために再び渋谷へ。周りの高いビルの谷間になっているからか意外と静か。中目黒に比べてボロくて危険な感じはするが、神泉町の駅やトンネルなど割りと気に入る。メールが届き、レトロ物件について質問していたいくつかの項目(光ファイバーが使えるかなど)に問題無いことが分かったので、もうここにした。家族に電話をかけまくって保証人を確保。

12月24日

アパートの申請書提出。入居予定日は1月7日。今年中に入れないのか!がっくり。となると色々ややこしい問題がある。私は海外に住んでいたので住民票が無い。という事は入社時の書類に書く住所が無いし、印鑑証明も無いし、無保険だし、健康診断も行けない。様々に絡まりあった依存関係を解くためしばらく考えるが、良い案が思い浮かばないのでとりあえずハンダ付けカフェに行く。

ハンダ付けカフェでは阿部さんが PicoBoard の指導をしていた。ハンダ付けカフェは秋葉原近くの古い小学校を改装して作った 3331 という施設の中にあって、誰でも工具を借りて電子工作を体験出来るスペース。まさに私にうってつけの場所で、是非これからお世話になりたいです。

夕方新宿へ、学生時代の友人と落語を見にゆく。