あいかわらず長女の容体は悪い。すぐに癇癪を起こして悲鳴を上げるし、夜眠れずに泣く。それでも色々工夫してやり過ごしている。
まず妻がとても育児に協力的になり、積極的に子供の歯磨きを見てくれたり、長女と会話してくれるようになった。しかも私よりかなり上手い。機嫌の悪い長女に怒りもせず、うまく長女の好きな話題を引き出してくれて非常に助かる。妻は二年前に長女に大怪我をさせて以来ふさぎ込む事が多く、子供の相手もできない程だったので突然の変化は不思議だ。
実は十月の初めに貧血(?)で妻が倒れるという事件があり、それ以来ヨガを習させたりして体に気を付けるようにしたので、もしかして倒れた事をきっかけに何か吹っ切れたのかもしれない。私は逆に家族に気を遣う事に疲れすっかり鬱になってしまったんだけど。妻の変化によって特に次女の状態はとても良くなった。長女も良くなるといいな。
もう一つは長女が夜寝れない時に、耳のマッサージをしてやると良い事が分かった。前から耳かきをすると寝やすいと分かっていたが、耳かきは耳に悪いともいう。そこで耳たぶだけモニョモニョとマッサージしてやる事にした。もともと体に触られる事はあまり好きでは無いのだが、なぜか耳は大丈夫みたいだ。布団に潜ってアーとかウーとか唸っている長女も耳マッサージをすると突然おとなしくなり、気がついたらスースー寝息を立てて寝る。
私の方は毎日辛い事だらけなので、ふとチョコザップに入会してみたら自分には当たりだった。自宅と会社以外の、いわゆるサードプレイスに最適だ。市の体育館にもマシンはあるのだが、夜の9時に閉まるので子供を寝かしつけた後では間に合わない。深夜誰に気を遣う事なく筋トレに打ち込んだり、雨や寒さに怯える事なく黙々とジョギングしていると時間を忘れる。もっと早く入会していれば今頃ムキムキだったのにな。
もう少しどうでも良い事を書く。今まで子供の元気が少しでも出るように色々な本を読んだ。どの本も理にかなっていて参考になる。ただ親の精神力には限りがある。例えば叱ってはいけないと本に書いてあって、それは理解できるし同意する。しかし叱らないよう色々工夫するには多大な精神力が必要で、精神力は有限だ。本に書いてあるような理想の育児と親の忍耐はトレードオフだ。理想の育児をするとそのうち気が狂う。狂わないギリギリの線を保ちながら何とか子供を育てるのは微妙なバランスが必要で、これができている世の中の普通の親たちを私は尊敬する。