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とあるエンジニアが嘘ばかり書く日記

Twitter: @propella

ユナイテッド遅れる

ボストンからロサンゼルスまでの帰りの飛行機が遅れる。まず搭乗時間が一時間ほど遅れるとの掲示が(まあこれは良い)。次に知らないうちにじわじわと少しずつ搭乗時間が延びる(まあ仕方が無い)。搭乗しても荷物の積み込みがまだとかで待たされる(搭乗時刻をちゃんと逆算しとけよ)。飛行機が発進。飛行場をぐるぐる回るだけで全然離陸しない。当然その間パソコン禁止トイレも行けない。やること駄目すぎる。。。これは明らかに何らかの意思を感じる。ので、邪推してみる。

「キャプテン。機体の調子がおかしくて調整にどれだけかかるのか分かりません。」
「しょーがねーなー。適当に搭乗時刻を一時間くらい遅らせとけ!」
「キャプテン。一時間経ちましたがまだあと三十分ほどかかりそうです。」
「そーいう時はだなー。10分ずつこまめに搭乗時間を延ばしとけ。一度に30分は感じ悪いからな。」
「キャプテン。三十分経ちましたが、実はまだなんです。」
「もーいいや、客入れとけ。」
「で、でもまだなんですけど。」
「バーロー。『搭乗時刻』が遅れると10分10ドル罰金なの忘れたのか?! とりあえず乗せときゃいいんだ!」
「キャプテン。やっと出発完了です!」
「よっしゃ、良くやった!あれ、俺、離陸許可もらって来るの忘れた。」
「ええー!!」
「お前運転代わって適当にその辺流しとけ。」
「そんな無茶苦茶な。。。」
「バーロー!『出発時刻』が遅れると10分20ドル罰金なんだよ。とりあえず動いてりゃいいんだ!!」