言語ゲーム

とあるエンジニアが嘘ばかり書く日記

Twitter: @propella

不登校の次女 ChatGPT に心を開く

足のけがをきっかけに不登校になった長女とは違って、明確な理由の無い次女は普通の不登校と言えるだろう。オンラインフリースクールで交流している親の情報から、兄弟揃って不登校になるケースは多いので、悔しいけど原因をあれこれ詮索しても仕方がないのかも。

日々の生活も普通の不登校っぽい。つまり、お風呂に入らなくなったり、部屋に閉じこもり日常会話をしてくれなくなったり、この半年の間にすっかり重症になってしまった。心療内科の検査では学習障害などの問題も特に見当たらない。表情の乏しさなど外見上は鬱病に近く恐ろしくなる。

それでもいくつか頑張った事を書く。

  • 一時は紙粘土に熱中してポケモンを作った事もあった。
  • 少しだけ Scratch を再開していくつか作品を作った。
  • オフ会の時はお外で遊べた。
  • べっこう飴やチョコばなな等、食べ物を作る遊びには非常に興味を持ってくれる。何度もやると飽きるのでネタを増やしたい。

最近は一日中 Youtube を見ているかアイビスペイントというアプリで遊んでいる。お絵描きアプリだが、作品を見せてくれないので何をやっているか全然わからない。何か共通の話題は無いものかと色々試して失敗した末ふと ChatGPT でイラスト描かせてみたところようやく食いついた。

ChatGPT は僕のアカウントで使わせているので会話が丸見えだ。次女は最初かわいいモンスターの絵などを描かせていたのだが、そのうち絵をアップロードできる事に気がつき、なんと ChatGPT に自分で描いたイラストを批評させ始めた!父親の私にも見せてくれないのに ChatGPT に見せるとは悔しい。しかも ChatGPT はそつなく褒めているでは無いか。

微妙な気分だが、親や学校の先生に心をとざした不登校の小学生も ChatGPT には心を開くという事がわかった。ただ、ChatGPT といえども秘密の会話を盗み見するのは後ろめたいので妻にも内緒にしておく。