言語ゲーム

とあるエンジニアが嘘ばかり書く日記

Twitter: @propella

パスワードを忘れる。

今日と明日はデイビッドがバークレイに行ってて居ないので「自習」。夜はデビッドの息子のアショアと彼の友達と晩御飯を食べに行った。アショアはなぜか日本好きで、日本食行く?と言われたのだが、まだ日本食の禁断症状は起こっていないのでアメリカントラディショナルな奴が良いとリクエストした。これまた映画に出て来るような慣れなれしい店で面白かったのだが、そこで大失敗。

ここでお父さん(つまりデイビッド)が何やってるか説明してあげるよと言ってノートを広げたのだが、なぜかパスワードを忘れてしまったのだ!!!

ここで、僕のパスワード管理法を紹介する。

  • パスワードは elisp機械的に生成するランダムな文字列。
  • 数ヶ月に一度変更する。
  • パスワードは紙にはメモしない。手だけで覚える。

完全ランダムなのと、定期的に変更すると考えると相当面倒に聞こえるかも知れない。しかしどうせ手の形で覚えるので何かを連想させる文字列を使う必要が無い。そして、パスワードはかなり頻繁に打ち込むので意外と覚えるのは早い。

パスワードをメモしないというのは、このやり方に自信があったからだ(多分誰も守っていないと思うが、セキュリティ上の観点からメモ書きを禁じるべきという意見もある)。今日でこの自信が覆された。時差ぼけと英語と論文と openGL の辞書みたいな本と左ハンドルのせいで、どうやら頭がおかしくなってしまったらしい。パスワードを忘れたことはこの商売始めて一度も無かったのに。。。単に歳だと言う事かな?

ここで、パスワードを忘れた時の僕の恐怖を想像して見て欲しい。まだバックアップを取っていない沢山のデータが無駄になり、メールチェックをする事も出来ない。。。と、よく考えたらメール以外は結構オープンソースにしてるから、あまり困らないのかな?まあ、でも再度環境を作り直す事の面倒くささと言ったらもう筆舌に尽くしがたい。

しかし、ここで焦れば余計駄目だと思って、テレビを見たり、寝たり、日本から持ってきた村上春樹を読んだりして何とか気分を変え、数時間かけてやっと思い出し、こうして日記を書いているわけです。と言うわけで、記憶の仕組みと言うのは不思議な物だ。