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とあるエンジニアが嘘ばかり書く日記

Twitter: @propella

2022年の終わりに。

スキマ時間に来年作りたい物を書く。大垣ミニメイカーフェアで間に合わなかった紙製論理回路の試作が思ったより評判がよく自信を持った。これは半加算器の一桁目に使われる排他的論理和と呼ばれる論理ゲートだけを紙で作ったもので、まだ紙バネの調整がうまく行かずちゃんと動かなかったのだが想いは伝わった。排他的論理和さえできれば二桁目の論理積は簡単なので、半加算器はできたも同然だ。

来年中に大量生産できるほどしっかりとデザインできるか自信無いけど、紙でできた半加算器のキットとはこういう物ですというのが明確に分かる物は作りたい。そしてキットと共に、自分がなぜこんな物を作っているのかという事を筋道立てて説明する文書を付ける。

自分の目指す物について、直感的には分かっているし、部分部分で実現するべき小目標はあるつもりなのだが、それを繋げるストーリーをまだ構築できていない。例えば、半加算器、全加算器と作ってなぜ Dr.Nim なのか? Dr. Nim 以外に作るべき機械は何なのか? チューリングマシンを目指すべきなのか? 作りかけの圧力式計算器はどうする? などのバラバラな活動を説明できるようになりたい。

また、結構色々調べた未発表のメモも整理しないと忘れてしまってもったいない。DigiComp などの過去の玩具や論理ピアノなどの電子計算機以前の真面目な論理機械、はたまた Phun やマイクラなどバーチャル世界の物理論理回路など、色々面白いネタはある。

そんな感じでスキマ時間が終わったのでまた書きます。