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とあるエンジニアが嘘ばかり書く日記

Twitter: @propella

大阪マラソン

大阪マラソンに参加しました。記録は 3 時間 42 分。目標の 3 時間半には及びませんでしたが、なんとか自己ベストを一分程短縮しました。敗因は、時差ボケ(?)とペース配分。調子に乗って前半飛ばしたら案の定ハーフを超えた辺りから酸欠になり始め、じわじわと腕が痺れ出し、30キロ地点から左足がツリそうになり、全く前に進めなくなりました。

特にラスト1km は地獄の辛さで、ゴール直後動けなってそのまま救護室行きになってしまいました。ベッドはまるで難民キャンプのようで、お母さんに会いに行ったアムロ気分でした。しばらくすると動けるようになったんだけど、歩き方が自然とおじいさんのようになって、高齢者体験を味わう事が出来ました。駅まで辛かった。いくら自信があっても驕りがあってはいけないと言う良い薬になりました。

さて、私はアメリカでも何度かレースに出ましたが、この大阪マラソンのクオリティは驚くべき高さでした。時間通りキッチリ始まりキッチリ終わる、日本人の几帳面さを十分に発揮した素晴らしい大会運営でした。アメリカでは号砲の前に偉い人の長いスピーチがあるのですが、そんな事も無くまるで鉄道ダイヤのような完璧なスケジュール。給水スポットにはお揃いのシャツを来たボランティアが整然と並び有り余るコップを完璧に走者に配り、ゴール後預けた荷物を取りに行くとこれまた整然と並んだボランティアの「おめでとうございます」のかけ声と盛大な拍手。まるで大阪全体を使った巨大なマスゲームに参加したようです。

一方で、どこへ行くにも一方通行の長い列に並ば無くてはならない窮屈さを感じたのも事実ですが、この大会に参加された中国や台湾、韓国などの多くの海外ランナーにも良い印象を与えたことは間違いないと思います。この大阪マラソンは、今後大阪の重要なイベントかつ貴重な観光資産となって行くに違いないと確信しました。

追記

大阪マラソンのウェブサイトが滅茶苦茶不親切で、公式記録がどこにあるのか分からない。とりあえず速報が http://p.osaka-marathon.com/ に出るようになっているみたいです。番後や氏名から検索出来ます。