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とあるエンジニアが嘘ばかり書く日記

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ROKU で未来のインターネット TV

今日 ROKU がやってきました!

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ROKU というのは、テレビとインターネットを繋げる小さな箱で、NetflixAmazon がネットで提供しているオンデマンド映像をテレビで見るための専用機です。最近では WiiPS3 等のゲーム機にオマケでこういう機能もついているらしいですが、再生機能だけ取り出して取り出して値段は 80 ドルです。

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これが小さくてすごい良い。操作も簡単で、電源ボタンが無いという所にこだわりを感じます。わざとらしくビール瓶を置いて大きさを比べてみます。

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最近ネット関連のサービスは国境を超えて使えて当たり前になってきていますが、それでもアメリカだけ、日本だけでしか使えないサービスはあります。映画や音楽みたいに特に権利が関係してるやつは駄目みたいですね。特に私が ROKU を購入するきっかけとなった Netflix と Pandra Radio は是非日本でも欲しいサービスです。

Netflix というのは、定額制のオンデマンドテレビで、月に 9 ドルを払うだけで膨大な映画やテレビ番組のコレクションを見たい放題という物です。元々レンタルDVD として始まったらしく、今でも郵送で DVD を借りる事も出来ます。しかし一旦オンデマンドに慣れてしまうと DVD は面倒臭くてばかばかしいという事が良くわかります。

Pandra Radio は自分の好きなアーティストや曲名を入れると、勝手に私の好みを推測して適当に音楽を鳴らしてくれるというサービスで、有料サービスは年 36 ドルです。コマーシャルが気にならないなら無料で使えます。このサービスが良いのは、勝手に曲を選んでくれるので、ああ、これ知ってるけど何だったかなーと思っていた曲を発見出来る事です。

ハードウェアである ROKU 自体はサービスを提供してなくて、「チャンネル」という形で Netflix や Pandora に接続してストリーミングします。録画機能すらありません。ネットで映画を流すのも音楽を鳴らすのも昔からあった事ですが、既存の物を完全に置き換えてしまってしかも安いという意味でこれらのサービスはかなり強烈です。私はおかげでケーブルテレビの契約を切りました。全然ケーブルより良いです。

あと、最初ニュース等のリアルタイム情報が入らなくて困るかと思っていたのですが、CNN 等がアップしてるニュースを取ってくる機能もあるので全然問題無い事が分かりました。

Apple TV の失敗にあるように、インターネットとテレビの組み合わせは当たり前すぎて話題性に乏しい感じですが、当たり前の事をちゃんと実用的に作ったという点が ROKU の凄い所です。3D テレビを作るような方向性も大切ですが、今まで作り上げて来た映像文化、音楽文化に安価に瞬時にアクセス出来る環境を作り出したという意味で、この Netflix, Pandra Radio, ROKU のコンボは大企業に劣らない凄い仕事をしています。未来は明るい。