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とあるエンジニアが嘘ばかり書く日記

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コンビニタクシー

いよいよ来週プレゼンなので、相当ギリギリ状態の毎日をすごしています。しかしそういう時に限ってどうでも良い事ばかりを考えてしまう。今回考えたビジネスはタクシーに関する物です。タクシーを前払い制にして、駅やコンビニエンスストア、ファーストフード、ショッピングセンター等と提携するというのはどうでしょうか。

コンビニ、ファーストフード、駅など、決まった区間の料金は固定とします。利用者はコンビニのレジで固定料金のチケットを買い、即タクシーがやってきます。利用者の多いコンビニではタクシーが常時待機しておいても良いでしょう。またコンビニの店員に自宅の住所を告げると、距離が計算され自宅からある場所への前売り券も買えます。駅前でダラダラ待つだけのタクシーが減る事により、効率が上がり料金も下がる事を期待しています。目標価格はバス代の倍額くらいでどうでしょうか。

  • 清算をレジで行うため、タクシー内に現金をおかなくて良い。昨今はやりのタクシー強盗に対処出来る。
  • 固定料金なので、利用者はおつりや支払い方法について悩まなくて良い。コンビニであればカードや電子マネー等多くの支払い方法に対応出来る。
  • コンビニはバス停より多い(うちの近所では)。
  • タクシーを待つ客や運転手が、ついでにコンビニで買い物をする。
  • いつメーターが上がるかとドキドキしたり、ぼったくりが無くなる。
  • タクシーの利用統計が商品になる。例えばそれを元に新たな出店計画を練ったり、バスの運行を最適化出来る。 

このビジネスの目的は、自家用車を完全に持たなくても良くする事です。既に都心だと車無しでも便利ですが、郊外の町だとやっぱり車が欲しくなります。そこで、町のありとあらゆるお店で簡単にタクシーを利用出来るようにする事で、自家用車を不要にさせる事を考えています。いわばタクシーをただのサービス業ではなく、道路に付属するインフラだと考えます。自家用車を廃止する事で、家計の負担は軽減し、自宅の間取りは広くなり、無駄な駐車場が減ります。また、自家用車よりもタクシーの方が、低公害車などの新しい技術への対応が速いでしょう。

タイなど東南アジアの町に行くと、軽食の屋台の豊富さに驚かされます。日本で総菜をコンビニで買うと手抜きっぽいイメージですが、ああいう町では普通の家庭でも食べ物を外で食べるのは当たり前だそうです。多分、個人の台所で料理を作る事と、外で食べる事の間にバランスがあって、そういう社会が成り立っているんだろうなあと思います。

日本で今後高齢者の運転による事故が多発する事や、環境への影響を考えると、自家用車とタクシーとのバランスを考え直す時期だと思います。また、今後さらに技術が進歩し、自動化が進むであろう自動車製造業の雇用の受け皿としてコンビニタクシーを考える事も出来るでしょう。