言語ゲーム

とあるエンジニアが嘘ばかり書く日記

Twitter: @propella

MOCA と スキヤキ

さいたつさんのお薦めで、週末大島さん(id:squeaker:20060219#p1)と MOCA の ECSTASY 展に行ってきました。会場に着くと愛知博覧会なみの長蛇の列。さすが大都会ロサンゼルス。お客さんもなかなかハイソな感じです。列が長すぎてうんこに行きたくなったのですが、係員の人は気前よくチケットを買う前にトイレを貸してくれました。

感想を色々書くと印象が薄くなるのでピンポイントで、やっぱ一番感動したのが Paul Noble の鉛筆明細画でした。http://www.angeloplessas.com/blog/2006/01/ecstasy-at-geffen-moca.html まるできちがいの方が描いたかのように丁寧に書き込まれた巨大な画面は、夢のようなモチーフと論理的な構造が共存していて、ただの一枚の紙なのに奥深い世界を眺めているような気分になりました。

大島さんが、しきりに「ガッカリ」を繰り返していましたが、どの展示を見るにも長い列に並ぶ必要があって、最高にガッカリ感を演出していました。まあ、アメリカといっても無条件に素晴らしいわけでは無いという事がわかって良かったです。

その後大島さんの男の料理、「スキヤキ風鍋料理」をご馳走になりました。大島さんはいかにも家事をやらなさそうなイメージがあったのであまり期待してなかったのですが、かなり美味しくてびっくりでした。特に妙な調味料に頼ることも無く、まさに正道のスキヤキの味です。スキヤキの鍋で食べたうどんも美味しかったです。いや、まったくお得な経験をしました。