言語ゲーム

とあるエンジニアが嘘ばかり書く日記

Twitter: @propella

etoys で微分を教えるのは間違ってるか、別の枠組みが必要なのでは無いか

確か飲み会で etoys は微分を教えるのには良いが状態遷移を教えるにはマズイという話があって、僕は内心それどころか微分を教えるのすらまずいと思ってましたが、話がややこしくなるので黙ってました。それで何でそう思うかというのを思い出してみるに、大体 id:io_oi:20050301 氏の書いてるような事ですが、離散と連続の超えられない壁を隠してただの足し算を積分と言い切るのはいくら小学生相手でも問題だろうと。

とはいえそれでは生産的では無いのでヒントは無いかなとぼんやり考えていましたが、http://www.hyuki.com/story/diffsum.pdf に面白そうな話がありました。まだちゃんと読んでないけど、離散的な世界をちゃんと考えつくしてから教材に落とし込むべきではないかと。どちみちほとんどの小学生は違いが分からないかも知れないけど、a) 鋭い子供に騙してると思われたくない、b) 本当はあるかも知れない美しい世界を逃したくない、のです。