言語ゲーム

とあるエンジニアが嘘ばかり書く日記

Twitter: @propella

記録 記録 記録

三月に入ってから、漫画喫茶に居たのは全部で6時間36分と意外と少なく、絵を描いたのは13時間25分だ、チャットをしていたのが 21時間25分で、パソコンの再インストールや環境設定にはなんと 46時間34分もかかってしまっている。

最近、自分の行動を逐一測っていくという事に凝っていて、めぼしい時間をみんな記録している。記入は普通の Meadow だが、フォーマットを決めるだけで結構時間がかかって、有効な情報はまだ2週間分程しかないのだが、今日やっとカテゴリごとに集計する部分が出来たので、短い期間だけど見直している。

http://howm.sourceforge.jp/cgi-bin/hiki/hiki.cgi?howmoney

記録する事によって見えないものが見えてくる。17の時、初めてアトリエの先生に習った事は、物には輪郭が無いという事だった。漫画みたいな絵ばかり描いていた僕には当たり前だった輪郭だけど、それは単に頭のイメージの中だけのもので、物の表面に実際に線が描かれているわけではない。物を描写するためには、頭の線を取り除き、ただ馬鹿になって見続けなければいけない。

時間も輪郭のような物だ、時間が無かった。時間がかかったと言うけど、果たして本当の所はどうなのだろう。主観で感じている時間と、実際に計測可能な時間は実は違うのでは無いだろうか? サラリーマン時代もそういう事は感じていて、馬鹿正直な記録を取ろうと思ったのだが、デスクワークでは正確な時間を図るのはその作業自体があまりにも煩雑過ぎて無理があった。だから今回コンセプトを煮詰めてやり直している。

馬鹿になる事によって見えてくるものがあるかもしれない。実はこの記録をつける作業は相当楽しい。ランダムに見えた色々な行動に傾向が見えたり、意味を見つけたり出来る。空間的に大きな物は遠くに離れる事によって大きな姿を捉える事が出来るが、時間的に離れた事ではそうは行かない。今回自分のダメさかげんの発見としては、実はこないだラジオの英会話テキストを買ったのだが、今月英語の勉強をしたのは45分だった。つまり、三日坊主だった。という事だ。