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とあるエンジニアが嘘ばかり書く日記

Twitter: @propella

夏の一日

7:00 起床。気がつくと五歳の双子が音量を下げてアマゾンプライムポケモンを見ている。なんとなく連続稼働はやばい気がするのでクーラーを止めて外の風を入れる。ゴミ出しや物干しをしながら 8:00 ごろ朝食。最近はパンやシリアルが多い。我が家は牛乳ではなく豆乳を好んで飲む。豆乳の最大のメリットは常温保存可能な事だ。通販で買ってまとめて倉庫に保存してある。食べ終わると我慢できずにまたクーラーのスイッチを入れる。

9:00 ごろに妻は双子を幼稚園に送りそのまま通勤する。僕は冬からずっと自宅勤務なので、そのまま西の部屋で仕事を始める。西の部屋にはクーラーが無いので、部屋の戸を開けて隣の部屋のクーラーの冷気が入るよう扇風機を設置する。たまに朝の電話会議の時に子供を追い立てる妻の声をマイクが拾ってしまい恥ずかしい思いをする。

とにかく暑い。どういうわけかクーラーをかけても暑い。室内の気温は 27 度程度に下がっているのだが、湿度の問題なのか部屋の気温差があるのかなかなか快適な気候にはならない。とりわけここはマンションの最上階なので、冬は最高に快適だが夏は日当たりが良すぎて地獄だ。

12:00 ごろ 6km のジョギングに行く。ペースは暑い日で 1 キロ 5 分 40 秒くらいだ。近頃は 35 度にもなるので暑過ぎて他に誰も走っていない。危険な気もするがこれを行かないと全く運動をしない羽目になってしまうので仕方がない。帰宅して冷水シャワーを浴びてから昼食。前日の冷凍ご飯やさとうのご飯をチンして、おかずには鮭フレークや食べるラー油、漬物等を食べる。暑い日に暑いジョギングをして水浴びをして冷えたクーラーの中で温かい飯を食うこの瞬間が一日で最も幸せだ。

あとは家族が帰るまで仕事の続きをするというのが平日の日常だ。

休みの日は暑すぎて子供を連れて行く所が無いので困る。しばらく前は水鉄砲くらいでも結構涼しかったが、日射が危険なのでマンションの廊下でタライに水を張ってプールにしたり、そもそも日中は諦めて昼寝をさせて夜に出かけて花火をしたりする。妻が最近見つけた親水公園は川の冷たい水で遊べる上に近所に松屋があったり花火の出来る広場があったりしてなかなか良かった。ただ案の定次女が暗い中砂の上で転んで膝を擦りむき後が大変だった。

相変わらず長女はワガママしたい放題で次女が譲る事が多く、不甲斐ない思いをする。トイレの順番とか、見たいテレビとかですぐ喧嘩をするのだが最後まで曲げないのはいつも長女の方だ。私も出来るだけ次女の味方をするのだが、次女もこの状況に慣れすぎたのか最近は「長女ちゃんの見たいテレビが見たい」などと言い出して完全に自己主張が折られてしまった。

ただ、幼稚園では社交性の高い次女の方が地位が高く長女は次女のお尻にくっついてばかりいるらしい。いわゆる影キャだ。それも個性なのだが、長女の今後の苦労を考えると親としては綺麗事抜きでもうちょっとバランス良く育ってくれないかなと思ってしまう。

夜は 19:00 ごろから夕食でその後双子をお風呂に入れる。怪我をした後のお風呂は最悪だ。絆創膏をベタベタ貼り付けて水が入らないようにするがそれでも痛いのか大声で泣く。夏は毎日汗びっとりだし、怪我をしても体を洗わないといけないので辛い。とにかくうるさいので湯船には入れず体だけ洗ってさっと出す。その後で自分一人でゆっくり入る。昔はお風呂上がりに何をやらかすか分からず自分も同時に上がる必要があったが、最近は放置できるので楽になった。

その後歯磨きをして絵本を読みながらの寝かしつけだ。私のお気に入りは『満月をまって』という眠くなる絵本だが、読みすぎて飽きられてしまった。ようやく開放されると 21:30 過ぎになる。そこから Maker Faire の準備を始めるのでもう疲れてクラクラだ。たまに気分が乗ってしまうと今度は深夜 3:00 頃まで寝付けなくなってしまい翌日の仕事に響く。あと、だいたい深夜に子供のトイレに起こされるのも辛い。

こうした日常も来月からちょっと変わる。なんと引っ越して双子を別室で寝かせる事にしたのだ。果たして双子だけでちゃんと寝ることができるのだろうか。。。