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とあるエンジニアが嘘ばかり書く日記

Twitter: @propella

引っ越し一日目の記録

今回の引っ越しは引越しのサカイに依頼した。四社同一時刻に見積もりに来てもらったが、値段もサービスも似たりよったりなので決め手は営業マンの印象だった。サカイの営業は最後にやってきて一番長く話したので、たまたま有利な提案と印象を与える事が出来たのだろう。

サカイの提案は引越しを2日に分ける事だった。おまかせパックの一日目に梱包を行い二日目に運搬と荷解きを行う。このマンションに引越した当時は一日で難なく済んだのに大げさな気がしたが、子供の荷物も増えたし一日で全部詰め込むより楽だと納得してこの案を承諾した。

引越しの前の週にダンボールが 10 箱届き、自分の作品や触ってほしく無い物を予め梱包すると四箱になった。案外少なかった。また、一日目の夜は家財道具がほとんど無い状態で一夜を過ごす必要があるので、スーツケースに必要な着替えや日用品を詰め込み、旅行に行く覚悟で引越し当日を迎えた。

一つ失敗したのが、以前ウォシュレットを買ったときの付属品を無くしていた事だ。部屋を明け渡す時に前の状態に回復しないといけないので、自分で買ったウォシュレットは取り外す必要があるのだが、付属品を無くしていたので特殊な形状のネジを回せなくなった。そこで、元の便座蓋を復活させた時に仕方がないので手でねじを回した。

9:00 に女性の荷造りスタッフ三名がやってきた。前日までに自分の準備は完了していたので、特に当日やることは無い。荷造りスタッフの対応は妻に任せて、僕は子供の世話をしていた。朝はアマゾンプライムで『のび太の恐竜2006』を見せていたがそのうち飽きてきたので図書館に行った。図書館は近所だがわずかの徒歩が地獄のように暑い。双子と三人でポカリを二本 1000 ml 飲んだ。

家に帰るとだいたいの荷物は引越しトラックに積み込まれていてほとんど家財道具が無い状態だった。スーツケースに必要な物は入っていたが、掃除機を持っていかれていて困った。布団は残してもらっていたが、布団を敷く所がホコリだらけだったのだ。仕方なく少しだけ残っていた雑巾で拭いた。

この時点で残っていた家電は、テレビ、電子レンジ、冷蔵庫だ。もしかして朝食に不自由しないようにという配慮だったかも知れないけど、食器を全部持っていかれてしまったので意味なかった。もったいないがパンなど手持ちで食べれる物を食べて、冷蔵庫の残り物は廃棄する事にした。明日燃えるゴミの日で良かった。

という事で自宅なのに避難民のような不思議な一夜を過ごしつつ引越し一日目を終える。