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とあるエンジニアが嘘ばかり書く日記

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育休24日目/生後46日 やっと育児が楽しくなってきたと妻が云う

天気が良かったのでベビーカーに双子を乗せ近所のピーコックまで買い物に行く。長女がやや泣いていたが、大体おとなしく座っていた。一応このベビーカーには一ヶ月から乗れるという事になっているんだけど、小さすぎて座席に埋もれてしまってほとんど外から見えないのが可笑しい。

知人からジャガイモを大量に頂いていたので、ジャガイモとスーパーで買ったブロックベーコンでポトフを作る。実家からも大量の野菜が届いた。買い物に行く暇を見つけるのが難しい程忙しいが、色々な物が色々な所から送られてくるので食料だけは余るほどある。大変有難い。

やっと育児が楽しくなってきたと妻が言う。

安定剤を処方されて以来、妻がだんだん育児や家事に関われる時間が増えてきて、少しずつ僕の分担が減っている。今僕が一人でやっているのは、深夜の授乳と風呂入れくらい。料理当番は半々かな。洗濯はいつの間にか妻がほとんどやるようになった。ヘルパーもだいぶ頼んだし、この調子なら僕の育休が終わっても何とか凌げるかも。

しかし核家族で育児というのは良くない仕組みだとつくづく思う。ちょっとでも何か問題が起こると余裕が無くてすぐに破綻してしまう。昔のように大家族の中で子供を育てるという事が難しいなら、例えば乳児を持つ親子が集まって情報交換をしながら助けあって育児を出来る住宅の形とか、母親が一人で子育てをしようとして悩んでしまう事が起こらないようにしないと、絶対に個人の能力では無理なくらい子育ては大変だ。

折角育休が取れたので色々遊ぼうと思っていたのだが、全く余裕が無くて残念だ。だけどしばらく男手一人で二人の赤子の世話と病気の妻の看病をするという貴重な体験が出来たのでよしとしよう。