言語ゲーム

とあるエンジニアが嘘ばかり書く日記

Twitter: @propella

MacBook Pro を買ってもらった。

こないだのプレゼンの時に、僕のパソコン古いからみんなのみたいに速く動かないと漏らしたのが功を奏して、Mac を買ってもらう事に成功した。Mac に するか ThinkPad にするか滅茶苦茶悩んだが、この近辺では今や Mac が多数派なので、仕方なく Mac にした。15 インチ MacBook Pro のメモリ 4G で、WMware と Windows Vista 付きで 2,500 ドルだった。高いと言えば高いけど、買える時点で出来るだけ最高スペックのマシンを買っておかないと、長持ちしなくて結局損だ。未踏の金で買った ThinkPad X31 はオプションフル装備で 40 万近くしたが結局 5 年程立派に働いてくれた。あれは本当に良い機体だった。

MacBook Pro はキーボードの触感が固い感じなので慣れるまでが大変そうだ。速度は申し分無い。VMWareMacOSVistaFedora を同時に動かしてもびくともしない。開発環境という観点から言えば、色々意味不明な事が沢山あってまだ大変。特に未だ SDL がちゃんと動かなくて、イアンさんに聞いたら開発環境のアップグレードごとに約束事が変わるのでやってられないと言っていた。

今回のマシン引っ越しで最大の問題が Emacs だった。MacUnix なので悩む事は無いだろうと思いきや、沢山選択肢がありすぎてどれを信じてよいかわからず、結局片っ端から試す羽目になった。私の選択は macports で carbon 付きでコンパイルソースコードを残すという物。なぜ macports にしたかというと、emacs の他のパッケージを入れるのに簡単そうだからという点。あと、describe-function でちゃんと C の関数も参照出来るようにしたかった点。macports は唯一その眼鏡にかなったわけ。

sudo port -k install emacs +carbon #  ソースコードを残して carbon 付きでインストール

これで Emacs.app が /Applications/MacPorts にインストールされる。また、emacs コマンドは Emacs.app/Contents/MacOS/Emacs にリンクされるので、howm などをインストールしたい場合次のようにすれば良かった。

./configure --with-emacs=/Applications/MacPorts/Emacs.app/Contents/MacOS/Emacs

今悩んでいる事が Fedora9 を VMwware で動かす事。VMware Tools が Fedora9 に対応してなくてスムーズに使えない。あと、SDLMacOS で簡単に動かないのにも苦労している。全体的な感想としては、Windows, MacOS, Linux の中では一番開発に適しているのは Linux で、世の中の人が全員 Linux を使うようになればこんな苦労しなくていいのになと思う。