言語ゲーム

とあるエンジニアが嘘ばかり書く日記

Twitter: @propella

今月の WikiPhone

お、日記のリンク元を見たら WikiPhone のページから来ているので WikiPhone の事を書きます。週末は OLPC で WikiPhone が動くかどうか実験していました。結論は、めっちゃ動きました。

そもそも WikiPhone は普通のパソコンで使っても音質が無茶苦茶悪いのだけど、OLPC のような微力なパソコンでもそこそこ普通の音が出るという事は、やはり音が悪いのはマシンのせいじゃなくてプログラムが悪いという事です。。。

WikiPhone というのは僕が発明した凄い通信の仕組みで、どう凄いかと言うと機能が凄いヘボいです。技術的には、UNIX の名前付きパイプのような物を HTTP 上に実装しただけの物で、応用的には匿名ボイスチャットに使います。と、改めてこんな事を書くほどたまにしか話題にしないのですが、今でもたまにソースをいじります。

情熱は去りましたが興味がなくなったわけではなくて、最近思うのはやっぱサーバ側は Squeak じゃ無くて PythonRuby で書いたほうがいいかなあという事です。堅いのは apache モジュールとして書く事なんだろうけど、インパクト無いし、そもそも WikiPhone の動機は凄いボイスチャットを作る事では無く、ハックできるボイスチャットを作る事だったので、そういう言語で書いたほうが良いのではないかと。クライアント側はサウンド合成が要るので Squeak 以外は Java くらいしか選択肢が無いですが、Java は未だに嫌いなのでそういう事はしないと思います。