言語ゲーム

とあるエンジニアが嘘ばかり書く日記

Twitter: @propella

なぜ急に Brainfuck なんてやりだしたかと言うと、

僕の長年の妄想の一つに、自分でコンピュータを作りたいというのがあって、それも別に日本橋でチップを買ってきてとか言うんじゃなくて、もっとプラモ的に、メカ工作でちゃんとどこが動いてるのか分かる物が作りたいとずっと思っていた。昔読んだ本に(確か別冊サイエンス)レゴブロックでコンピュータ作っちゃいましたというのがあって、うは、これはカッコイイと思ったんだけど、ちょっとこれ無理やりすぎるというか、見ても複雑すぎてちょっと自分では作れそうに無いので、動作原理のほうをもっと勉強しないと分からんとその頃は思ったのでした。

brainfuck についてはかなり前から知ってる事は知ってたけど、正直全く興味無かった。ああいうオタク臭いのは苦手だし。だけど brainfuck というのがチューリングマシンというすごい理屈にぴったり合ってるらしくって、そう思うとちゃんと勉強しなきゃと最近思った。ウィキペディアの説明読んでも良く分からないので、とりあえず実装してみました。ちゃんと Hello World が出て感動した。

でもこれはこれでやっぱ工作にはまだ遠いです。特にループがあるのが致命的。で、調べて行くともっと単純なコンピュータの作り方を研究してる人がいるらしく、これは相当すごい。特にロマンを感じるところは、もうこの研究には何の価値も無い!言われてるのに(数十年前は数学的な価値があったらしい)まだ楽しみだけの為にやってる人がいること。これは滅茶苦茶面白い。

http://esoteric.voxelperfect.net/wiki/Main_Page


でもどうも、調べて行くと SKK という物を勉強しないと次に進めない雰囲気なので、こういう事もまた今度書きます。