言語ゲーム

とあるエンジニアが嘘ばかり書く日記

Twitter: @propella

メール、ファイル共有、プレゼンテーションについてのメモ

最近 DynaBook Jr の文書保存のために調べものをしている。バラバラになって来たので整理してメモする。

やりたい事。

  • ハイパーテキスト文書を共有サーバに保存。普通の HTML 文書のように、リンクは他の文書だったり画像だったりする。
  • 文書にはタグがあり、検索を使ってメール機能を実現する。他の人へのメールも見えてしまうが今は気にしない。
  • メールのスレッドを実現するためにリンクを使う。
  • 過去バージョンの文書も全部保存、過去へのリンクがある。
  • 複数文書を纏めたプレゼンテーションでは、子要素もリンクで表現する。

必要な技術要素

  • リンクとは何か
  • 保存の仕方

以下参考にする技術

NLS / Augment, Engelbart

文書はシステムが発行した ID で管理。一つの文書は構造化テキスト、章や節はシリアル番号で参照。NLS 自体のソースコードも構造化テキストな所が斬新。

Project Xanadu, Ted Nelson

調査中

Git

オブジェクトのハッシュキーを使って保存。追記専用ファイルシステム

Google Wave

一つの文書を現す Wavelet と、発言を現す Blip という二階層の構造 (NLS と同じ?)。Blip から枝分かれして新しい Webelet を作る事は出来無い。ファイル共有の方法は未調査。

HTML4 Link 要素

複数文書間の論理構造を指定する。Link types により関連の種類を指定する。逆リンクも指定出来る。

XLink

HTML リンクを一般化したもの。OpenDocumentSVG で使われている。resource によってリンク先を別に指定したり、逆リンクでリンク先文書に付箋を書ける機能が面白い。Link types の機能が無いみたいだけど。

RDF

URI で表現されたデータ同士の関係を記述する方法。

EPub

電子ブック仕様の ePub の中にも独立した文書内でリソースを記述するのにハイパーリンクが使われている。