新しい仕組みで半加算器を作る事を目標に作業を進めているが、まだまだ素材の性質や工法など分からない事が沢山あるので、簡単な仕組みから少しずつ組み立てて行こうと思っている。作業手順としては、イラストレータで図面を描いてからプリンタに出力し、スプレー糊で板に貼付けて糸鋸で切るというのがわりと効率が良いと分かった。
部品を作るときは一度に全部作らないで、部分部分の動作を確認してから次に進むようにした。動作を確認するための枠は、いわばテストケースといえる。出来るだけ工作の初期でエラーを発見出来るようにして手戻りを減らしたい。
試作に選んだのはド・モルガンの法則の模型化。精度や摩擦抵抗を確認するのが目的なので不必要に複雑に作った。とりあえず部品だけ切って床に並べた。あとヤスリをかけて枠にはめれば動作確認出来る。
素材は途中までパイン材で作っていたが、隣にレッドオークというのが売っていて、試しにレッドオークを使ってみた。本で調べるとレッドオークの方が荒いが頑丈だと書いてあったのでこっちを使おうと思う。パインより固いし木目が荒くて作業しにくいけど、そのうち慣れるだろう。
前に作った模型は邪魔になるので壁にかけた。