言語ゲーム

とあるエンジニアが嘘ばかり書く日記

Twitter: @propella

Mac で latex というのをやってみた。

latex はダウンロードサイズがほとんどギガという所からしてまず感じが悪いが、またドキュメントがヘボイ見本のようなプロジェクトだ。Leslie Lamport の本にはプラットフォーム依存だからという事で latex の具体的な起動方法が示されていない。latex のページに行っても書いてなくて、書いてあるのは latex ファイルのフォーマットに関する事ばかり、man latex にすら書いてなくて、マニュアルで指示された local-guide.tex や local.tex と言ったファイルはディストリビューションに含まれなかった。ので結局 wikibooks を当てにした。http://en.wikibooks.org/wiki/LaTeX/Absolute_Beginners#A_Typical_Command_Line_Session そしてやっと単純に、latex ファイル名 とすれば良い事がわかった。本に書いてある通り、Small2e.tex を使って実験しながら覚える事にする。ちなみにSmall2e.tax がどこにあるかも書いてなくて、MacTex では /usr/local/texlive/2007/texmf-dist/tex/latex/base/small2e.tex にある。(後で、latex --help とすれば良かった事が分かった)

latex -output-format=pdf small2e.tex 

tex ファイルを pdf に変換して open small2.pdf で内容を見る。

MacTex には TexShop という GUI ツールも付属しているので、そちらも試してみる。File - Open... tex ファイルを開いて command + T で pdf として開く。日本語は華麗にスルーされる。今時国際化に対応してないのか。。。

Emacs でやるには tex ファイルを開いて C-c C-f で DVI ファイル作成だけど、MacTex のパスが通っている必要があるので .bashrc に

eval `/usr/libexec/path_helper -s`

を書いておく。(Mac の bash 起動時は /etc/profile を読まないので。)