言語ゲーム

とあるエンジニアが嘘ばかり書く日記

Twitter: @propella

ア・ロール・オブ・クオーター

25 セント硬貨の事をクオーターと言う。500円玉くらいの大き目の硬貨だ。自動販売機や駐車場、コインランドリーなど、クオーターしか使えない時が良くある。アメリカで悩ましい事の一つだ。買い物のたびに上手くお釣りでクオーターを集めてその時に備えるのだが、財布に入れると重いし、上手く貯まらない時は非常に困る。特にコインランドリー。場合によっては10枚くらい必要だが、明日着るものが無いという時にクオーターが無いと恐怖だ。という事でクオーターの入手法は大きな課題だった。

答えは銀行で、ア・ロール・オブ・クオーター・プリーズと言えば良い。

ひと巻きが 10 ドルで、つまり 40 枚入っている。日本でも学祭の前などに、硬貨の束を両替しに行った事があるが、あれと同じ理屈だ。なぜ今まで思いつかなかったかと言うと、アメリカの銀行は両替してくれないと思っていたから。前に日本円を替えに言って、口座を持ってない人は替えられないといわれた事がある。硬貨の場合は大丈夫なようだ。

最初は客以外に外貨を両替してくれない銀行はひどい!と思ったが、考えてみればそこはグレンデールの田舎の銀行だった。日本でも空港か都会の銀行じゃないと外貨は替えてくれないので、仕方なかったのだろう。東南アジアに行くと当たり前にどこでも日本円を両替出来るので、その感覚だった。アメリカではタイやインドネシアと違って日本円を簡単に両替できない。ただし、硬貨は出来る。勉強になった。