胎児は十月の間、母親の胎内で系統発生を繰り返しつつ、微生物から人類に至るまでの数十億年の生命の万有進化を追体験していると言います (wikipedia) 。また、知の個体発生としての認知発達と、知の系統発生としての科学史を重ね合わせて考察するという考えもあるそうです (wikipedia) 。今回阿部さんと山宮が共同で行うはこだて未来大でのワークショップのテーマとして、この「個体発生は系統発生を模倣する」というフレーズを選びました。本ワークショップの三日間の期間中に、アランケイがダンボールでダイナブックの模型を作った 1970年から現在までの35年間のパーソナルコンピュータの歴史を各個人が自分の体験として学ぶ事により、コンピュータを本当の意味で使うとはどんな事なのかという事を経験してもらいます。今回わたくし C5 でバテてしまい、ほとんど阿部さんの言うなり状態ですが、少しずつ体調を回復して頑張りたいと思っております。
