言語ゲーム

とあるエンジニアが嘘ばかり書く日記

Twitter: @propella

前提と結果

前提も結果も知らない事ならば、聞いている人にとっては何を言ってるか分からないわけで、それは全く意味不明という事になり、マニア以外、普通これは避けて通ります。

前提も結果も知っていたら、聞いている人にとって新たな情報は何も無いわけで詰まらないですが、たまにこれは「お約束」と言う、状況で聞かせる高度な技になる場合があります。

前提は知っているが結果を知らないとき、人は「へー」っと新しい事を覚えたと喜んでくれます。

前提は知らないはずなのに、なんとなく話の理屈からこうなりそうだなと言うのが途中で見えてきて、やっぱりそうなったという事もたまにあります。こういうのを何と言うのか思いつかなかったのですが、これも非常に楽しい。

横川氏にダビングして頂いた某凄い映像集をようやく見て、知らないはずの事なのになんとなく分かってしまう楽しみの雰囲気が根底に流れているのが素晴らしいと思ったのでした。