言語ゲーム

とあるエンジニアが嘘ばかり書く日記

Twitter: @propella

テキストパワー

Squeak 3.8 の新しい特徴である翻訳辞書によって、割と気軽に言語を切り替えたり新しい訳語を作ったりが出来るはずなのだが、どうも気に入らないのが辞書の形式がSqueak の内部形式になっている事だった。標準のツールは軽快とは言いがたいので、エディタを使いたいし、ファイルの内容を確認するのに気軽に中が読めないと困る。どうせ英語と日本語の対応表しか入ってないのだから、物事はシンプルにして欲しい。

というわけでテキストファイルで書き出す方法を実験している。最初は storeString (Smalltalk 文として読める形式、もちろん人間にも読める) 形式で試してみた。すると色々問題が、どうもこの形式ではリテラルは256個までという制限があるようだった。しかし感触は分かった。

やはりテキストの方が断然良い。小さいし(バイナリの66%)、エディタで一望した方がおかしな部分が良く分かる。妙な場所に空白や改行が入ってしまっている部分を何箇所か見つけたのだが、これを Squeak のツールで発見するのは厄介だろう。

問題も見つけた。普通に FileStream に出力すると僕のエディタで読めない。ワードパットや web ブラウザで読む事は出来る。いまや Unicode の時代だからと諦めるか、SJIS に書き出すか。リテラル多過ぎの部分は file out 形式に変更するか。