言語ゲーム

とあるエンジニアが嘘ばかり書く日記

Twitter: @propella

停滞

7月に入ってから四年生不登校双子の事態は悪化している。6月末にフリースクールのオフ会があった頃までは毎週お菓子作りをしたり、それなりに楽しく過ごしていたのだが、飽きたのか突如お菓子作りに付き合ってくれなくなり、またゲームだけの日々になってしまった。外出もできないままなので事態は悪くなる一方で非常に苦しい毎日だ。何も進展が無いが記録を残す。

長女は毎日ロブロックスをやっている。「究極のトイレロールプレイ2」や「Toilet Tower Defence」「スキビディウォーリアー」などがお気に入りのようだ。どうやら固定のフレンドがいるらしいのだが、チャットの内容を見せてくれないので何をしているのか全く分からない。長女の世界を理解しようと私もたまにロブロックスを起動するが、面白みが理解できず苦痛で仕方がない。オンラインフリースクールへの参加率も落ちる一方なのに他にやりたい事もなく「暇だ」と言いつつ一日中ロブロックスをやっている。たまに会話が成立するのは食事とおやつの時だけだ。

もともと長女の不登校のきっかけは足の怪我の後の心理的な頻尿だったのだが、諦めたのか薬が効いているのか尿意の事はあまり言わなくなった。風呂に入りたがらない以外は生活は規則的で、歯磨きやお茶碗片付けなど基本的な事は普通にする。ただ以前より好奇心がぐっと減ってしまった。

次女は毎日 Youtube を見ている。行動にムラがあるが、最近は少しずつ Discord をしながらマイクラをする事もある。楽しそうに声を上げてる時は何をやっているか理解できる。ただ感情の落ち込みは長女以上で、機嫌の悪い時は寝室に引きこもってじーっと iPadYoutube を見ており、会話は成立しない。次女は不登校以外身体的な問題は無く、お友達ともまだ普通に話せる。ただ、嫌な事を話すのが苦手なので、一人で閉じこもっていても何が問題なのかさっぱり分からない。何とか首の振り方で Yes / No の表現はできるので、気に入った服が無いとか、iPad を無くしたとか、頑張って不機嫌の原因が分かることもたまにある。

次女はどこも悪くないはずなのに外出できないのは、長女への遠慮があるようだ。例えば、アイスを買いにコンビニ行こうと誘っても、長女が行かないなら行かないというような返事をする。長女の大けがの時も隣にいたので、まるで長女の苦痛が次女に伝染してしまっているようだ。

とりあえず今日は誰も手伝ってくれなかったので一人でういろうを作って食べた。あと、図書館に行って不登校関係の本を沢山借りた。図書館では普段遊びの本を借りるのだが、今となっては何の遊びも響かなくどうしようもないのでせめて不登校についてもうちょっと調べる。