日本のファッション業界の人は早急にかっこいいマスクを開発するべきです。たとえば忍者風とか、せめてミッフィーの口でも良いです。
今日ロサンゼルス空港でマスクをしている日本人集団を見ました。こ、これはやばすぎる。まさにパンデミック・アラート・レベル 6。日本人のダサさが国境を超えて広まってしまうレベルです。とにかく、その白くて恥ずかしいものをしまってー！例えて言うと、間違っておむつをズボンの上から履いてしまって、しかし誰もその間違いを指摘しないレベル。もしくは靴と下駄をかたっぽずつ、小脇にくずかご抱えましょう、人にあったらセッセッセ、別れの挨拶アカンベーです。
今日自分のこの目で見るまでは、日本のマスク騒動を気にしてなくて、むしろ好ましいと思っていました。多様性は善です。たとえ科学的根拠に乏しいと言われようが、怖いとか言われようが、ある危機に対して色んな人が色んな考え方をして違う対処を取るというのは、生物として正しいあり方だと思います。日本の行き過ぎた対応も、未知の物に対する人類全体のリスク管理という観点から言うとむしろ善だし、何より面白くて良いです。
しかし空港のバス停に並ぶ日本人マスク集団を見た時、理屈抜きにどうしようもない恥ずかしさを感じてしまったのです。ひどい言い方してごめんなさい。マスク自体は良いです。信念を他からとやかく言われる事は無い。この非常時にファッション性を考える余裕が無いのも分かります。しかし今後インフルエンザの二次、三次波が予想されている中で、さらにこれを続ける事のどうしようもないダサさに日本人が気づかないとは思いたくない。せめて業界の人にはむしろ他の国の人が真似したくなるようなかっこいいマスクを作ってほしいと思います。
週末サンフランシスコに行った事を書こうと思ったんだけど、帰りに見た光景にあまりにも衝撃を受けてどうでも良い事を書きました。
