言語ゲーム

とあるエンジニアが嘘ばかり書く日記

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開発近況

個人的なメモ。C5 で発表した Chalkboard は、新しいメディアのためのプロトタイプですというのが作る言い訳だった。ウェブアプリにする事で誰でもテストしやすくなり、フィードバックを得やすいからというのがその理由。でも実際には全く宣伝もせずフィードバックも得られていないので、今後その辺を考えないといけない。

まず技術的に可能な事は、画面を Javascript で作成するのではなくて、CGI でサーバ側で作成する。この事によって検索エンジンでちゃんと引っかかるようになる(Lively Kernel では、Javascript で動的に作った HTML をそのまま WebDAV に保存しているが、そういった事をする勇気が私には無い)。次に、埋め込みタグを使ってブログなどに画面を貼れるようにする事も有効だろう。このあとは地味な宣伝しかないかな。日記やブログに便利な使い方を書いたらいいかも。

あと常識的に必要になる事がユーザアカウントの作成だけど、そういうの始めるとデータベースとか必要になってきて面倒臭いので出来たらやめたい。ありかな?

平行してイアンのやつもやらないといけない。現在開発中なのはコード名 bottle3 と呼ばれるテキストエディタの三代目。bottle3 は昨年11月の段階でキーボード入力やマルチウィンドウ等が使えるようになっていた。でも実は代替わりするたびに機能がどんどんしょぼくなっていて悲しい。とりあえずレイアウトエンジンを書き直してウィジェットを小さくするというが今のと目標。

あと画像エディタも作れと言われている。画像エディタとなると、UI に画像付きのボタン等が必要になるが、ブートストラップという事も考えるとボタンのデザインをするエディタも必要となってくる。この辺、どこまでこだわりどこを切り捨てるかが難しい。現在の画像エディタは、EToys で言うと筆が一本しか無く保存も出来ず画面サイズも一定という状態なので、先はまだまだ長い。

マクロ言語に関しては、謹製 jolt2 と大島さんのインタプリタの双方をサポートしないといけない。これが何を意味するのか私もよくわかっていない。とりあえずある時点のスタック情報を動的に拾うくらいの事は、jolt2 そのままでやってみようと思っている。