言語ゲーム

とあるエンジニアが嘘ばかり書く日記

Twitter: @propella

Arduino で Pong

P1050496

Arduino を買ってまずやってみたかった事が、テレビに画面を出力する事です。普通のパソコンだとビデオ出力はハードの仕事なので僕たちには手が出せませんが、Arduino を使うとそんな所まで自分でいじれます。Arduino掲示板にあった Arduino Pong というのを試してみました。まず必要な部品はこんな感じ。

P1050457

  • Arduino
  • ブレッドボード
  • ビデオ端子(メス) 不要なコードを切って使います。
  • ワニクリップ
  • フックアップワイヤ22番
  • 抵抗 書いてある通りのが無かったので適当に
    • 82Ω(灰赤黒金) GND に繋ぐ
    • 330Ω(橙橙茶金) Digital9 に繋ぐ (video)
    • 1KΩ(茶黒赤金) Digital8 に繋ぐ (sync)

P1050464

ビデオ端子はこのようにちょん切って中の線を出します。

P1050473

ワニクリップをよじって付けます。中の線に赤を、外の線に黒を付けます。

P1050513

Arduino Pong のページを参考に、ブレッドボードに取り付けると完成です。ホームページにあるソースをコピペして転送します。可変抵抗を Analog In 2 に付けるとちゃんと遊ぶ事も出来ます。

難しかった所

実は最初もっと単純そうな Interfacing with an NTSC TV を試したのですが全然上手く行きませんでした。タイミングが厳しいみたいです。また、私のように回路図が苦手な人は、Interfacing with an NTSC TV のデバッグモード (#define _debugMode _debugLevelSignal) を使ってよくよくテスターで出力電圧を測らないと、まず配線方法を間違えると思います。Pong も配線は同じです。間違えずに作ったら 30 分くらいで出来ると思いますが、間違えたので 8 時間くらいかかりました。

でも半田も要らないし部品も少ないし、上の写真の通りにやれば誰でも作れると思います。単純な割に面白いのでみんなもやってみよう!これを元に自分のゲームを作ってみたいなー。

参考リンク