言語ゲーム

とあるエンジニアが嘘ばかり書く日記

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LOST IN BORDER(UCLA の事は後で書く。)

http://design.ucla.edu/events/calendar.php?ID=423&PHPSESSID=58ee8632e94036285101193d148672b4

少々バタバタしていて書けなかったのを今日書く(3/18)。UCLA に留学されているさいたつさんの卒展があったので、大島さんに連れて行ってもらった。「LOST IN BORDER」というタイトルで5人の学生が作品を展示していた。さいたつさんはそこで小箱とプロジェクタ、スピーカを使った作品を展示されていた。

小箱はギャラリー空間を縮小した比率で作られていて、ギャラリー内でのプロジェクタの位置に切り込みが入れられている。切り込みの中にはカメラが仕込まれていて、カメラの前に立つとその映像がそのままプロジェクタに投影されるようになっている。小箱をとんとんと叩くと、ギャラリー内の対応する位置に設置されたスピーカから音が鳴る。

ようするに、小箱を通じて鑑賞者はあたかも自分が巨大になってギャラリーの外側からギャラリーを触っているような、もしくは自分が小さくなって小箱の中から外をのぞいているような感じのする作品だった。エウレカセブンの夢の中みたいだと以前作品ファイルを伺ったときに漏らしてしまったが、実際にそれがリアルにあるというのはとても面白い感覚だった。

他に TAKASHI KAWASHIMA さんという方の作品がとても面白かった。コンピュータ制御のアニメを光源に、インドネシアの影芝居みたいなショーをリアルにやるという物。技術的にも綺麗だし、発想も面白いし、とにかく面白いとしか言いようが無い。本当に、恐ろしく、無茶苦茶面白かった。小学生みたいな感想だなこれ。