ToyPaper と SpookeyPaint
次に、ToySketchBook でのカンタン描画に使われる ToyPaper について調べてみました。ToyPaper は一見普通の遊び場ですが、ダブルクリックでペイントツールが立ち上がります。この時に ToyScribble という透明のモーフが画面全体を覆うのがミソです。ToyScribble の sPalette の中に ScribblePalette というツールボックスが入っていて、ツールを選ぶのに使えます。
じゃあ、SpookeyPaint の方はどうかな?これも大体似たような構成ですね。SpookeyPaint が本体で、SpookyPalette がボタン。ボタンは透明な RectangleMorph で出来ているんだけど、選択すると色がにごってちょっと灰色になる。アイコンの形自体は別に画像で出来ていて、この灰色とアイコン画像が重なって選択しているように見える仕組みですね。これは良く考えてある。
コードも素直で読みやすく、かなり手馴れた感じで素晴らしい。イベント処理に on:send: とブロックを使っている所も技巧的。ここは、普通にメソッドで良い気もしますけど。でもご謙遜の割にはプログラムが良く出来すぎていて、僕のワークショップの参考にはあまりならないと分かりました。まあ良いか。そのかわり、これを Tweak にどうやって移植すればよいのか考えよう。
ZOO お勧めの使い方
という事で、ZooDesktop はお気軽感あふれる素晴らしいシステムだという事が分かってきた。僕なりに便利に使えた方法を書いておく。
- 上の Parts メニューから ToyPaper を出す。
- ダブルクリックしてツールバーを出す。
- 絵を描く
- 右クリックで終了
- 上の Toys メニューから、ToysPicViewer を出す。
- 絵を黒ハロで引っ張って ToysPicViewer にドロップ
- 簡単に画像を保存出来ます。
- 絵を出したいときは引っ張り出す事も出来る。
絵を出し入れする所は SuperPartsBin にも通じる所があります。