言語ゲーム

とあるエンジニアが嘘ばかり書く日記

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ODE セカンドインプレッション

それで、何とかこの ODE を Squeak の中で触れないかなあと色々やってたわけです。と言っても当方、VM いじくった事なし、C 言語の経験も数ヶ月程なので、先が思いやられます。まずはサンプルソースを触って、自分が理解できる程度に短く、かつまともに動作するプログラムを作成し、難易度を見積もるという事をやっています。

まあ、適当にコールバックを設定してメインループを呼べばよいという大体の構成はOpenGL も似た感じなので戸惑いは無いです。こういう実用的な物理シミュレーションが、対して何の知識が無くても適当なパラメータを入れれば出来てしまうというのが素晴らしい。

面白いと思ったのが、現実には微妙に有り得ない状況が作れる事。例えば、上から色々な重さと大きさのボールを落とすとしよう。物理シミュレーションによって衝突判定が行われ、ボール同士がぶつかって飛び跳ねるわけだが、その時に、落とす座標の x 軸を全部同じにすると、ボールが綺麗に縦に並ぶ!(画像で分かるかな?)まあ、理屈では当たり前だが、直感的にはこういう状況は存在しないのでひどく奇妙だ。