勝手に時間を入れる

今日こそ確定申告をしようとして、さて、その前に作業開始時間を howm に記録しようと思ったら面倒くさいのに気が付いた。いや、今までも面倒臭かったのだが、この面倒くささを何とかしたいと思ってしまった。というわけで、howm でタイムスタンプを記入するスクリプトを書いてしまった。要するに、確定申告が面倒くさ過ぎて、それ以外の作業が簡単に見えたという、良くある話だ。

標準でも howm にはタイムスタンプを記録する機能はあるし、あまり互換性の無い機能を追加するのもどうかと思うが、そういう事は他にも使う人が現れてから考える事にしよう。とりあえず自分のニーズが先決。どんな作業をしていても C-c , C-t で勝手に適切なバッファが開いて適切な場所にタイムスタンプしてほしい。要するに timeclock.el 並のお手軽さが要求される。

emacs lisp はまだ覚えたばかりなのでライブラリを探索しないと何も作れない。Squeak 程お手軽とは言いがたいが、幸い - f で割とラクに関数を探せる。Squeak でいう所の implements は在るが senders が無いのがちょっとメンドイ。これは grep で我慢する所。と、まあ色々やってて 2 時間くらいで望みの物が出来上がった。
http://www.languagegame.org:8080/propella/uploads/82/howmoney.1.el

出来上がると嬉しくなってサルのように何度もタイムスタンプを入れてしまう。たった3つのボタンを押すだけで、パソコンがわざわざ日付を調べてディレクトリを走査して適切な場所を検索してカーソルを動かして字を書いてくれる。と思うと、なかなか可愛い奴よのうと思う。