海外に住んでいても、あらかじめ登録しておく事で日本の国政選挙に投票する事が出来ます。その場合最後に日本に住民票があった場所での投票と同じ扱いになります。
まず領事館へ行って、在外選挙証の申し込みをします。手続きには一ヶ月程かかるとの事です。在外選挙証には、もと住んでいた場所の市長のハンコが押してあるので、多分書類が行ったり来たりするのに時間がかかるのだと思います。
私の地区では、選挙は日米文化会館という所で行われています。日本での投票日は 7 月 11 日ですが、こちらでは一足早く、6 月 25 日から 7 月 4 日までの間受付ています。平日に行くとガラスキなので、建物の前のコインパーキングに余裕で停められます。30 分 1 ドルで十分でした。
投票所に行くと、お姉さんが案内してくれます。手順はややこしいですが、言われた通りに何度も自分の名前を書くだけです。
- まず投票用紙の請求手続きというのをするのにサイン。
- 投票用紙を貰う。
- 投票用紙に書く。
- 封をしてサイン。
- 立会人の人にサインをしてもらう。
- 終了。
一応投票ブースに全国の候補者一覧が載っているファイルが置いてありますが、名前と年齢くらいしか載ってないので、あらかじめちゃんと候補者を調べておく必要があります。投票所の外に四人、投票所の中に八人くらい係の人がいて、全て女性でした。手続きの煩雑さは大変ですが、受付の人の丁寧さぶりにさすが日本と関心しました。ちなみに、領事館の職員は立会人の人だけで(二人?)残りはバイトだという事でした。お疲れさまです。