言語ゲーム

とあるエンジニアが嘘ばかり書く日記

Twitter: @propella

火曜日はミーティング

火曜日はミーティングで、一週間に起こった事を発表する。今日はインターンの人が幅優先探索で動く非決定性計算を作ってきたのが注目を浴びていた。もうひとつ話題に上ったのは、イアンのテキストレイアウトを動的計画法で求めるという話で、非決定計算と動的計画法はどんな関係があるのかという話になった。

非決定計算はアランさんの得意分野なので、私もなんとなく話がわかるようになってきたが、動的計画法について聞くのは初めてなので大変面白かった。実は今でも、じわじわレイアウトを求めるのと、メモリ化してフィボナッチ数を求める事に一体どう繋がりがあるのかさっぱりわからないのだが、アレックスが、僕の PEG は、いわば動的計画法のパーサーなんだよ!と言ったのが良い台詞だなあと思った。

非決定計算といえばモナドだが、このグループでは関数型言語の話をするとあまり良い顔をされないので、心の底で「それってモナドで。。。」「それってモナドで。。。」と何回もつぶやいた。動的計画法も同じような事に使うならモナドに関係あるに違いないと想像するのだが、まだ良くわかってないのでなんとも言いようが無い。でももしもモナドで記述出来るとしたら、じわじわ数値を求める話と、組み合わせの中から答えを選ぶ話の、制約のぜんぜん違う二つの側面を同じ書き方で記述出来るという、ずっと夢見ていた画期的な事になるのでは無いかと思っている。