材料
- 紙コップ
- マイク端子(壊れたマイクのコードをちぎって使うか、パーツ屋で先だけ買う)。
- エナメル線
- 磁石
- 輪ゴム
- 丸い筒。(資料にあったフィルムケースが無かったので、食卓塩を使いました。スティック糊なんかも良いかも。)
- サンドペーパー
- あと、セロテープや凧糸等色々。
作り方
丸い筒にエナメル線を50回くらい巻きつけてコイルを作る。エナメル線のはしっこはサンドペーパーでこすって中を出しておく。
コイルをテープで紙コップの底に貼る。
磁石をテープで紙コップの底に貼る。
輪ゴムを二本ほど違う強さで引っ掛ける。指で引掻いた時、違う音が鳴るようにする。
マイク端子とコイルをくっつけて、パソコンに接続する。つまり、輪ゴムをはじくとある高さの音がパソコンに入力される。音を利用して etoys (世界聴診器)をでプログラムを書く。例えば、音の大きさが 1000 以上で、高さが 200 以上ならカニが右に動き、200以下なら左に動くという風にする。そしたら完成!
今後の目標
そもそも内蔵マイクのあるパソコンならコイルさえ作らなくてもこれくらい出来るわけですが、最終目標はスーパーで手に入るような素材だけを使ってありとあらゆるデバイスを作る事です。マイク端子を使うという発想は、阿部さん id:abee2 の世界聴診器プロジェクトで発明された画期的な方法です。
当面の目標は、トランジスタを使わないで抵抗を音声信号に変える方法を開発する事。コイルとコンデンサはどちらも手製出来るので使っても良い事にします。半導体は自作が難しいので、使いたくないです。それ以外はどんな卑怯な手を使っても良い事とします。誰か身近な素材で抵抗を音声信号に変える方法を思いついたら教えてください!
参考
- 紙コップでマイクやスピーカーを作ろう http://www15.plala.or.jp/skykudo/maikusupika.html
- 世界聴診器 http://swikis.ddo.jp/WorldStethoscope
- こちらのイメージで実験しました。http://squeakland.org/pipermail/squeakland/2008-February/004143.html