行ってきました愛知万博。巷では愛知万博がすごくヘボイくて、いかに人気が無いかを言う人がいるのですが、愛国心に富んだ私としては会期中に三度も行く予定があるのです。で、感想を言えば噂の割には人も一杯いたしそこそこ楽しめたと言っておきましょう。
私は残念ながら大阪万博には遅れた世代ですが、それでもポートピアやつくば博の印象は強烈に残っています。そんな中で今の子供が愛知万博にどんな印象を持つか非常に興味がありますね。自分自身といえば今回は「ついで」で行っただけでめぼしいパビリオンには行かなくて、どっちかと言うとリニモも含めてガッカリ感強かったですけど、旅の楽しみは自分で見つければ良いのです。
で、本当の目的は、スペインのエクストラマドゥーラという言う地域で大々的に行われている教育向け Linux システム - LinEX - の開発と普及活動にわれら Squeak も大きく関わっているという事で、現状の解説や金曜にあるワークショップの打ち合わせでした。エクストラマドゥーラは人口密度 27人毎平キロ平米という大変田舎な県ですが、このような県が何万台もの(人によって数字が違う。。。) Linux と Squeak 入りの コンピュータや CD-ROM を地域に配布して教育やビジネスに活用してもらおうという大規模な試みを行っているという話です。ワークショップでは、実際の LinEX に Squeak を入れた物を使って色々デモを行う予定です。
他のパビリオンと比較して分かった事ですが、スペイン館は相当力入ってましたよ。
