言語ゲーム

とあるエンジニアが嘘ばかり書く日記

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インバース!

ロボがうまく武器の取っ手を持ってくれない問題を修正。(← なんか字面だけ見ると馬鹿みたいな仕事しているなあ)。このように、ドキュメント化されていないフォーマットの内部を解析して意味を抽出するという作業にはある程度お決まりのやり方がある。まずそのフォーマットを生成するソフトをなんとしても入手する事が先決だが、これは本論ではない。

1: そのフォーマットが生成する情報をシンプルな要素に還元する。そしてその要素だけが端的に現れるファイルを作成して、期待した結果が生まれるように解析する。

2: 二つ程度の要素を組み合わせたファイルを生成して、同じように解析する。

3: 実際に利用するファイルを解析する。

運がよければ 1 から 3 に一足飛びに飛べるのだが、運が悪ければ 2 のところを色々な組み合わせを変えて行う事になる。もちろん 1 より 2 の方がよっぽど難しい。これは連立方程式にたとえる事が出来るだろう。

たとえば連立方程式逆行列一発で解くように、こういった作業を自動化できないかなと思う。問題領域が決まっている場合、たとえば 3D オブジェクトの場合だと、現れる情報は座標であったり角度であったりするわけで、解くべき問題は、座標なら原点はどこなのかとか、単位は何なのかを色々組み合わせを変えて調べる事で、そんなとんでもなく意外な物は無い。3ds max の ASE ファイルの場合は、位置と角度を完全に別の方法で管理しているというびっくりする落とし穴があったわけだが、そこさえ押さえれば所詮人間の考える事だ。

等と色々楽する方法を考えるのだが、なかなか思うようにいかない。