言語ゲーム

とあるエンジニアが嘘ばかり書く日記

Twitter: @propella

溢れ出る本

色々話を総合すると、自分では部屋をきれいにしている方だと思うが、その秘密は実家にある。不要な本や無駄なものをすべて実家やアトリエに保管する事で、自宅件仕事場を比較的物の無い状態にする事が出来るのだ。ただ、その技もそろそろ使えなくなってきた。実家の部屋の床が、布団一枚分残して荷物で埋まってしまったのだ。

もう読まない本も相当数あるが、捨ててしまうのは忍びない。だからといって古本屋も抵抗がある。実は、以前自慢のコレクション(ほとんど技術書)を20冊程ブックオフに持って行って全部で 50 円と言われた事があるのだ。本の評価が低いと、こんな本を買った自分自身の評価を低く見られたような気がして、その日は相当落ち込んだ。

そこで、オークションやマーケットプレイスに出してみようと調べている。梱包や発想は面倒くさいが、覚えておくと後で何かと便利そうだし。何より本を捨てるという罪悪感から開放出来るのは良い。罪悪感。そう、他の雑貨は猛烈な勢いで捨てられるのに、なぜか本には罪を感じてしまう。印税で生きている人には有難く無い事かも知れないけど、知識をゴミにするのはどうも憚られる。