言語ゲーム

とあるエンジニアが嘘ばかり書く日記

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長女とテーブルゲーム

去年の年末くらいから子供に「デジタル・デトックス」の時間を作るようになった。一日三時間ほどネットに繋がないでゲームをやめるという時間だ。当初はデトックスルーターの電源を切ってネットに繋がらないようにしていたが、最近は諦めたのかデトックスの時間は自分でパソコンから離れられるようになった。僕自身は一日中ネットに繋がっているのでデトックスには懐疑的だったけど、ネットが無い方が色々な事に興味が向きやすいと妻が言うので最近は納得している。

ネットが無いと暇なので子供の方から色々遊びを提案してくる。例えば以前は嫌がっていた紙粘土工作や TRPG をやりたいと先週長女が言い出してびっくりした。たまたま妻と次女が外出していて寂しかったという事もあるのかも知れない。まずは長女と二人で『のびのびTRPG・マジック』をやってみた。

二人きりで TRPG というのは寂しいかもと思ったが、意外と長女には良かったようだ。普段なら気を利かせて GM をしたり色々世話を焼く妻がいないので、長女は自分で難しい漢字も読まないといけないし点数計算もしないといけない。ゲーム進行としては要領が悪く間違いだらけだが、それはそれでのびのびして楽しいもんだ。本来数ターンでゲーム終了となるはずが、気に入って延々とプレイし続けた。

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なかなか良い感触だったので、Chat GPT に他のテーブルゲームも探してもらい、「algo」「Dixit」「スコットランドヤード」「ito」などを購入した。自分が小学生の頃テーブルゲームが欲しくておもちゃ屋さんの店先で箱を眺めていたのを思い出しつい大人買いしてしまった。 今までのところ「algo」は割と気に入ったようだ。程よく運の要素と技術の要素があり、またカードのデザインもカッコイイ。

長女の学校の勉強は二年生で止まってしまったので算数も国語も覚束ない。テーブルゲームは子供の読み書きがどれくらい出来るか確認する貴重な機会だ。せっかく興味を持ってくれたので色々なゲームを試して子供との対話を深めたいな。