言語ゲーム

とあるエンジニアが嘘ばかり書く日記

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生後537日 「開かない」

うちの双子はもうすぐ一歳半になる。最近言葉の発達が加速して来て、今までの名詞に加えて動詞と否定文が使えるようになった。お風呂に入れている時飽きると「開かない」「開かない」と言ってお風呂のドアを開けようとする。また、今までお腹が空くと「まんま」だったのが、「食べる」と言うようになった。二単語の文が使えるかというと微妙な所で、絵を描きたい時に「字書く」と言うのだが、何となく「字書く」で一つの言葉として覚えているような気がする。

言葉は単語レベルだが、歌は一通り歌えるようになった。「キラキラ星」や「ぶんぶんぶん」などは全部覚えていて、発音はむちゃくちゃながらも母音とリズムはほぼ正確だ。

身体的には、椅子に登れるようになってしまったので目が離せなくなった。自分で椅子を移動して上に登り、机でも戸棚でも乗っかってしまうので、リビングで手の届かない所は無い。椅子をインターホンの下など、興味深い所に置いておけばあまり動かそうとしなくなる。二人で一つの椅子によじ登るのも怖い。

落書きを部屋中にしている。スケッチブックだと足が滑って危ないというので最初リビングの窓ガラスにクレヨンでお絵かきをさせたのだが、窓ガラスで収まるわけがなく、あちこちの壁紙や家具に、ちょうど双子の手の高さのラインでずーっと落書きが残る羽目になった。

積み木も積めるようになった。以前のように齧る事は無くなり、わりとまともな積み木の遊び方になってきた。まだ好きな形を作るまでには行ってないが、木を積み上げて楽しく事が出来る。また、大人が門のような形をつくってやっていないいないばーをしたり、おもちゃの車を通すと喜ぶ。

女の子の割にメカが好きで、車、バス、電車、飛行機等に反応する。うちの上空は自衛隊の空路になっているらしくしょっちゅうヘリが飛ぶのだが、ヘリの音がするたびに「ヘリコプター」と言って喜ぶ。一番のお気に入りの玩具はトミカの黄色いバスだ。ああいう玩具は大抵三歳以上と書いてあるのだが、興味深い玩具は大抵三歳以上なので、大丈夫そうなら気にせず与えている。ただ、以前シルバニアファミリーを買ったのは失敗だった。サイズ的にはちょうど遊べるのだが、素材が脆すぎてすぐに齧ってしまった。

こないだ僕だけで双子を連れて公園に行ってみた。僕だけだと滑り台やブランコは怖くて遊べないのだが、砂場だと二人同時に見ても危なくない。他の子供も一緒に遊んでくれて楽だった。お風呂も最近二人同時に入れる事が出来るようになって、以前と比べると手間が減った気がする。